新聞奨学生の闇で組んだ打線
新聞奨学生とは、学費の一部又は全部を新聞社が負担する代わりに、在学中に新聞配達の業務を行う奨学金制度のこと。
ときに、過重な労働を強いられることもあり、ブラックバイト化しているとも言われている。
1(二)借金完済まで辞職不可
2(遊)中退すると全額一括返済
3(三)それでも中退率7割
4(捕)卒業後の進路→新聞販売店
5(右)配属先で生死が決定
6(一)博打に詳しくなる
7(左)年間休日1日
8(中)ホモによく遭遇する
9(投)午後の就職活動不可
打線の解説
1(二)借金完済まで辞職不可
新聞奨学生は大概、入学金やら授業料やらを前借りしとるんや
わいの場合は200万ほどやったけど、それらは毎月の給与から天引かれて返済していくわけや
当然、途中で辞めたら焦げ付いて返すあてがなくなる
辞めようにも辞められへんのやな
2(遊)中退すると全額一括返済
それでも辞める奴は当然おる
辞職願いを新聞社の担当に持っていくわけやが、その場で払わなあかん
今は知らんが、わいの場合はそやった
3(三)それでも中退率7割
それでもやっぱり頑として辞める奴はおる
わいは何とかなったが、何割かは寮から逐電して行方不明や
4(捕)卒業後の進路→新聞販売店
卒業まで漕ぎ着ける奴は運がええ
楽な方の販売店を引き当てた奴や
で、そのまま販売店の専業として働き続けるんやな
5(右)配属先で生死が決定
ぐう聖経営者の店に当たったらええが、ぐう畜店に当たったら終わりや
勉強どころか心身ともに壊れてまう
拡張をやらされるかどうかが生死の分かれ目やな
6(一)博打に詳しくなる
販売店の専業は大抵博打打ちや
うまくやっていこうと思たら、その辺の知識は必須になる
付き合いでやっとるうちに、自分も博打打ちになるんやな
7(左)年間休日1日
1月2日のみ
他は休刊日でも夕刊はあるし、翌日のチラシ折込もある
実質半休やな
8(中)ホモによく遭遇する
これは因果関係不明や
わいは3年で積極的な奴に5人遭遇した
店にもおるし、客にもおる。配達中にもおる。
なんかわからんが、迫られることが多かったやで
9(投)午後の就職活動不可
2時~6時、15時~19時は勤務時間や
就職活動はそれ以外の時間しかできん
休めるとこもあるやろが、わいのとこは人数カツカツで休めんかった